トヨタ【パリ・サロン2018】欧州を見据えたモデル展開を示唆

萩原充
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2018/11/06 08:00

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国際モーターショー独特の慣習ともいえる分刻みのプレスカンファレンスを避けるべく、プレスキットでURLを配布して個別のタブレットやスマートフォンでプレゼンテーションが閲覧できる、「デジタルプレスカンファレンス」を取り入れたトヨタ・モーター・ヨーロッパは、ワゴン需要が見込める欧州市場をターゲットに、新型カローラ・ツーリング・スポーツをワールドプレミア披露。

COROLLA TOURING SPORTS(カローラ・ツーリング・スポーツ)

TNGA(トヨタ・グローバル・アーキテクチャー)による低重心化が図られたボディは、先行するハッチバックとは異なるホイールベース(2700mm)の独自開発となる。搭載するパワートレインは、ガソリン仕様1.8リッター(122ps)と2リッター(180ps)を組み合わせた第4世代ハイブリッドを2基種と、コンベンショナルな1.2リッター・ターボを用意した。

COROLLA HYBRID(カローラ・ハイブリッド)

 

GR SUPRA RACING CONCEPT(GRスープラ・レーシング・コンセプト)

BMWとは異なるアプローチ

また、プレスデー初日となる10月2日から、欧州スポーツカー市場向けに、900台限定で新型スープラのオンライン予約を受け付けた。ここで購入申し込みをしたカスタマーは自動的に「Supra 900 Club」のメンバーに登録され、来春の納車までの間に独自のインフォメーションを受け取ることとなる。ご存知の通り前後50:50の重量配分ボディに3リッター直6ユニットを搭載した2シーター・スポーツクーペは、BMWとの共同開発であり、先行デビューするBMW新型Z4にも多くの注目が集まっている。

RAV4(ラブフォー)

世界中で人気のSUVは欧州でも大注目

TNGA採用の一環として開発され、先のNYショーで世界初披露となったSUVの新型RAV4(ラブフォー)もヨーロッパデビュー。世界一売れたコンパクトSUVの第5世代モデルとなるだけに、新たに与えられた全長4600×全幅1855×全高1685mmのボディには、2.5リッターのフルハイブリッド+電気式4WDシステム仕様モデルとリアアクスルにトルクベクタリング機構を搭載する2リッター+CVT仕様を設定。ブースに展示されたHV仕様は多くのメディアからの注目を集めていた。

YARIS Y20(ヤリスY20)

20周年目のグローバルコンパクト

そして注目のトピックとしては、1998年のパリ・サロンでワールドプレミアとなったヤリス(ヴィッツ)の20周年記念モデルや専用装備がほどこされたスポーティバージョンのヤリスGR SPORT仕様、欧州D/Eセグメントへのデビューとなるカムリ・ハイブリッドを出展するなど、日本国内や北米レベルとはいえないまでもヨーロッパ市場への意欲を大いにアピールしていた。

YARIS GR SPORT(ヤリスGRスポーツ)

 

フォト:望月浩彦 H.Mochizuki

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