【ジュネーブ・モーターショー2018】ル・ボラン編集部アイザワの取材報告

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カロッツェリアにも電動化の波が!

 毎年3月初旬からスイスで開催されるジュネーブ・インターナショナル・モーターショー。88回目を迎えた今年も、例年通り大小メーカーのEV(電気自動車)と少量生産スーパースポーツが百花繚乱のごとく出展されていた。が、今回目立ったのはスーパースポーツのEV化が目覚ましいこと。いまやスポーツカーも電動化が最新のトレンドとなっているのである。

 大規模な自動車メーカーを持たないスイス。そのフランスとの国境近くのジュネーブで開催されるこのモーターショーは、世界中から大小様々なブランドが出展するのが最大の特徴。また環境保護に積極的なお国柄でもあることから、EVをはじめとする電動化モデルが多くデビューすることでも知られている。

 その傾向は今回も継続されており、メルセデスのブースは、目玉こそAMG GTの4ドアバージョンだったものの、電動化ブランド「EQ」の市販モデル第1弾としてスマートのEQフォーツーをワールドプレミア。さらに広大なスペースには、多くのPHVモデルを展示していた。一方フォルクスワーゲンもEVのI.D。シリーズ第4弾となるモデル、アウディも初のEVとなる市販版e-tronを発表するなど、まさに電動化花盛りの様相を呈していたのだ。

 こうした動きはスポーツカーブランドにも波及しているが、ここジュネーブが面白いのは、普段目にすることのない少量生産のスポーツカーが多くみられること。地元スイスはもちろん、イタリアやイギリス、デンマークやクロアチア、中国といった世界中のカロッツェリアが持ち込んだモデルたちは、デザイン的な見どころも多く、眺めているだけで楽しいもの。今回はこのカテゴリーにも電動化の波が押し寄せてきており、超ハイパワーのモーターを搭載しているモデルを目の当たりにすると、やはり自動車業界が大きく変わってきていることを肌で感じた。

 

フォト:相澤隆之 T.Aizawa(LE VOLANT)

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